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第10話 現金 [マンションGETで300万返済]



「まず、借金は全額返済してもらいます」
 返済のためのお金は、コチラで用意します」




一瞬、固まったが、正気に戻った僕に田所さん(仮名)は続けた。


「具体的には、、まず、300万円のうち、20万円分はご自分で今日から努力して返済してください。

そして残る負債となる280万円については、後日、現金をお渡ししますので

全額きっちり消費者金融各社に返済してください。くれぐれも使ってはダメですよw

次に、追加80万円をお渡ししますので、それを○○さんご自身の銀行口座に

ご親族の名義で振り込むという作業をお願いします。

これを頭金として、住宅ローンの審査を通します。

これで、○○さんは借金なし、頭金あり、の住宅購入希望者になるわけです」

自分「なるほど、で、その280万円+80万円=計360万円の大金はどこから出るのですか?」

田所さん(仮名)「簡単に言うと、お値引き分ですね。3570万円の販売価格で○○さんにはご購入頂き

ローンも当然、3570万円で組んで頂きます。

しかし、我々は360万円をお値引させて頂いたということにするのです。

よって、我々は、○○さんへ360万円をお返ししなくてはなりません。

そう、360万円は、あなたのお金なのです。

マンションへ入居後は、普通にもちろんご入居頂けますし、

住宅ローンの月々の返済額は

現在の月々の消費者金融への返済額プラス賃貸の家賃の合計23万円に比べ、

ボーナス払いを設定すると、だいたい11万円ほどなので、

およそ半額以下になりますね」







なるほど、奇妙なキャッシュバックってわけだ。







奇妙すぎて頭がやや混乱。







美味しすぎる話だが、落とし穴はないのか?








とりあえず、即答せずに、いったんお預かりして、この話に乗るかどうかは、

よーく考えて後日返答することにして、物件概要や素敵なパンフレットなどを頂いて

丁寧にお見送りされながら、事務所をあとにした。







そんな出来すぎた話があるかい!

と思いつつ、その晩は一人でビールを買い込んで祝杯をあげていた。

20才から10年以上つきあってきた消費者金融とカードローン。。こいつらとついにおさらば出来る!



そう思うと、嬉しさが、何よりも勝ってしまっていたワケで。。。


だって、ゴキブリがかなり出るアパートで家賃72000円+消費者金融への返済160000円=毎月232000円が

住宅ローン返済込みで、毎月11万円になるっつう話。(あ、別途ボーナス払いありますが)

こんな嬉しいことがあるかって話。。




おいおい、35年ローンだぜ?大丈夫か頭。

と思う方もいらっしゃるだろう。

35年だろうが、535年だろうが、そんなことはどうでもよくなっちゃうわけですわ。

わかる人にはわかるだろう、あの気持ち。



給料日に、毎月毎月、渋谷の暗い雑居ビルに人目を忍んでそそくさとおもむき、
上のフロアから階段で下りながら、複数の消費者金融へ万札を返済してゆく、あの気持ち。


何度、外階段を下る途中、渋谷のド派手な夜景を眺めながら、カラダを投げ出しそうになったことか。。。



つづきは、第11話 形成逆転 にて。


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第11話 形成逆転 [マンションGETで300万返済]



さて、家賃+カードローン返済が

現状の、ゴキブリがかなり出るアパートで家賃72000円+消費者金融への返済160000円=毎月232000円から

住宅ローン毎月11万円+消費者金融への返済ゼロになるという夢みたいな提案を頂いて

すっかり浮かれた自分。。



これは乗らない手はない、と思いながらも、

ココである欲が出たワケで。。



そう、なんと、この期に及んで 「他のマンションも行けんじゃね?」

という欲。




そう、物件の販売状況によって、つまり、販売会社側=売り手側が「どうしても売らねばならない状況」にある物件ならば

同じように、チャンスがあるんじゃないか?

という、1週間前までの自分だったら考えもしない、「俺って買えるマンション、沢山あるんじゃね?」

という物欲。。。もっといい物件、広い物件、買えるんじゃね?という、とんでもないさらなる欲が出たワケで。




というわけで、さっそくトライ。


ちょっと前に、勢いで問い合わせて、玉砕された時のように

片っ端から、折り込みチラシや、ポスティングされたチラシの電話番号に電話してみた。



以前と違うのは、こちらの問い合わせ方だったw


自分 「あ、もしもしー、そちらで販売中の物件で、売れ残りが出そうだったら連絡を頂きたいんですが、どんなですかね? あ、けど、こちらの条件としては、物件購入価格からの300万円くらいお値引してもらって、それを現金でキャッシュバックしてもらいたいんですよー。ローンは満額組む形で。それが可能なら是非電話もらいたいんですけど、、一度預かって検討してもらえますかね。。念のためお電話番号伝えますね!メモはいいですか?」



超、強気w





だいたいの相手が「は?」「はい?」という感じだったが、中には、すでにそういう対応に慣れているのか、「わかりました。検討してご連絡いたします。」なんてとこもたしかにあった。

およそ、最初に出てくる若い兄ちゃんやネーちゃんは「はい?それはちょっと・・・」という感じだが、途中で電話を替わった後の上司のようなオッサン達はこぞって「難しいとは思いますが。。。お預かりいたします」的な返答をする物件もあった。


ま、そういうのは、だいたいが、間取り的にイケてない物件で、最寄り駅も今ひとつマイナーで、駅徒歩も10分以上という、購入後の資産価値を考えると今一つな物件ほど、やはり売れ行きも今1つなのか、この話に躊躇せず、「一旦お預かり」するケースが多かったような気がする。。



この電話に味をしめて、毎日のようにしまくった。

もちろん、大手や人気物件には「鼻で」笑われたりもしたし、
「そういうのは昔はありましたけど、今は無いんですよ」ときっぱり言う担当もいた。



そして、1週間もしないうちに、なんと、2件ほど、折り返しの電話があった。


「先日お電話を頂いた○○不動産の折合(仮名)ですが、その後、他社様でのご検討状況はいかがでしょうか?」

「○○様、物件は、この沿線周辺でお探しですか?差支えなければ、合わせてご検討されている物件はどちらになりますでしょうか?」


なんてのが多かった気がする。そう、そりゃもう探り合い。もちろん、具体的には教えないでジラシまくりw


「いやー。今商談中の物件がなかなか値引き額的はいいんですけどね、、御社の物件のほうが、仕様的には魅力的なんですよね。。」


なんて言ってみたり。


もう、ほんとに形成逆転。消費者金融に300万円借金あり、頭金ゼロの人間が上から新築マンションの購入を交渉できるとは思ってもみなかったので。。楽しくて仕方がなかったワケで。。





そんなこんなで、なんと自分は、3つの物件のジョーカーに。




もちろん、他の「ちゃんと頭金もあり、借金もない、住宅ローンにすんなり通るお客様」がこれらの物件を買う!となったら、このジョーカーたる自分の出番はなくなり、すべては白紙になる。


あとは待つのみ。



なんだか、「こういう方法で借金が消えうる」ということが解っただけで、人生の55%ほどを占めていた「ローンの憂鬱」が消えかけていた。

そう、マンションが欲しいわけでは決してない。借金=毎月の多額な返済、が消滅する手段があった、それだけで、もう嬉しかった。






でも、3つの物件のパンフレットは、枕元に置いて毎晩眺めていた。

もしかしたら、住めるかも?という、自分とは生涯無縁だと思っていた新築マンション。

月々の返済が浮いた分で、家具とは買えるかな、なんて妄想膨らまして、

あとは果報を寝て待つのみ。。





と思っていたら、思わぬオプションが訪れた。



そう、人生初の接待を受けることに。



つづきは、第12話 囲い込み、にて。













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第12話 囲い込み [マンションGETで300万返済]



3物件のジョーカーになり、こりゃ1つくらい買えるんじゃないか?
と期待で胸いっぱいだった自分。


そんな自分の想いが、度重なるやりとりの中で、電話口の向こうにまで伝わってしまったのか、

一番最初に自分をジョーカーにした販売会社の担当からお誘いを受けた。


「○○さん、お勤めは○○駅でしたよね?ちょっと今週末、社内の飲み会があるのですが

ちょっと変わったお店に行くので、もしご都合よろしければご一緒にいかがですか?」


なんで社内の飲みに僕が行くワケ?と思いながらも、暇だったのでホイホイOKしてみた。



当日、そおっと行ってみると、何てことはない、よくあるアジア料理系の居酒屋で、

カタカナだらけのMENUと、大好きな一番搾りに比べたら水っぽくて微妙な味の異国のビール達をいろいろ味わえる、そんな店だった。



もっと、説教居酒屋とか、無重力居酒屋とか、ノー○ンで高い場所の焼酎注ぐアレとか、そういうのを期待してたので、かなりの肩すかし。。普通じゃん!と思いながら、「ささ、どうぞどうぞ!」と案内され席に座ると


「こんばんわー、ビールでいいですか?(ニコッ!)」

と両サイドに満面の笑みを浮かべた美女が。




キタコレ、コンパニオン!



絶対、社内の人じゃないだろ!と思われる美女が2人、右からはおしぼり、左からはMENUを渡してきた。。




周囲を見ると、たしかに、モデルルームや、その後出向いた事務所で見かけた顔がいたが

どうみても、僕の両サイドの2人だけ、雰囲気が違うというか、御顔立ちが際立っており、

不動産屋チックなスーツ姿だが、インナーのシャツの胸元がヒラヒラしつつV字回復角度が深い。





こ、これは、、、他社物件に流れることを阻止するための色仕掛けか?!


いや、まてよ。こ、これは、罠だ。 また妄想が頭をよぎる。



・しこたま飲まされ
・王様ゲームとかされ
・チューとか、胸元に手をあてさせられたりして
・そこを盗撮され
・いや、一部始終をすでに録画されてて
・いや、何事もなく、こちらが油断したのをいいことに、もっと飲まされ、
・3次会あたりでベロベロな僕がこの美女達においたをして
・気が付いたら看板の無いカラオケスナックのソファーベッドの上で目覚め

「このビデオ映像は弊社で厳重にお預かりしておきますので、ご安心を。
何もかも、○○様の人生まるごと、弊社にお任せ下さいね!!」

なんて言われて、絶対他物件なんかに鞍替え出来ないどころか、
キャッシュバックも脅されて減額とかされるんじゃ?



などと嫌な妄想まで膨らみまくりで、、もう呑める酒も、見える胸元も、まともに飲めず、見えず。



(ま、ちょっと見ましたけどね)



で、美女からの度重なるお触りタッチに、身も心も元気になるのを必死に抑えつつ、

ナシゴレンとシンハービールだけで、

「あー、実はこのあと、もう1件顔出さなきゃならないんでーすいやせんw」

なんて言って1次会で逃げ帰ってみた。(かなり後ろ髪引かれる想いでw)




美女に囲まれて、タダ酒飲んで、タダメシ食って、こんな美味しい想いは最高だけど

人生の経験上、だいたい、美味しい思いをした後にはひどいしっぺ返しがあると身をもって学んできたw



ので、防衛本能のほうが、勝ってしまったようでw




その後、毎週のように、この販社からは社内呑みに誘われまくった。

(社員かっつうの)



もう、家まで張られてるんじゃ?
実は会社も尾行されてるとか?

と心配になるほど。。




さっさと決めたいが、ジョーカーである自分以外の見込み客の最終返答待ちとかで

そちらが買うとなったら、自分は干されるワケで。




いや、、ココでまた妄想が走った。


ただ白紙になる、で済むのだろうか。。。






こんな裏ワザでマンション買う話しちゃったが、結局、用無しになったら、、、

消されやしないか?




銀行というか、自分の場合は、銀行は鼻っから借り入れNGで(消費者金融その他への返済遅延など多数で)
公庫に半分と残りは住宅専門の貸付機関(名前忘れた)からの借り入れ審査だったけど
結局、それらを、「借金アリ、頭金ナシの貧乏人」である本来の自分が
「借金ナシ、頭金アリのまともな人」として、だますと言ったら語弊があるけど、
(実際、借金は完全に「無くなり」、頭金もしっかり自分の金として口座に「ある」状態での審査なので)
そういう違法ではないけど、なんかこう、裏ワザ的な方法なので、
コイツには「消えてもらわねば」的なことにならないか?
と一抹の不安を覚えたのもこの頃からだった。




考えだしたらキリがないし、まーそんなことになったらなったでそれもブログネタだな、
なんて思えた自分は、色仕掛けだけにはハマらないよう、その頃から外出するときは
前後左右よくよく見ながら歩行するようになっていた。。。





そして、いよいよ、まわって来るわけです、、ジョーカーに。


つづきは、第13話 決断、にて。













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第13話 決断 [マンションGETで300万返済]



そして、ついに、連絡アリ。


「○○さん、やはり、例の方が、最終的にキャンセルされてしまいました。。

ちょっと出産を控えたおうちだったのでもう少し静かな物件をご希望のようで
多少駅から離れてても他の物件を探すとかで…(以下省略)
で、ですね、つきましては、○○様の物件ご購入のご意志をですね、、
まー、確認させて頂ければと思いまして」






来た。






ついに。










嘘みたいな本当の話。










この電話で「じゃ、宜しくお願いいたします」と言ったら決まり。



ま、実印とか持って書類やらなにやら記載しに
またモデルルームやら事務所やら行くはめになるわけですが。





とにかく、順番が回ってきたのだ。



この真っ黒なジョーカーに。








担当の田所さん(仮名)も、ほんとは僕なんかに売りたかないんだろうけどw



売れ残ったまま、入居開始、引き渡し、というのが
一番カッコ悪く、販売会社としてはマンションオーナーに対して
一番残したくない結果なんだと、つくづく痛感。





こんな僕に、売るのか。。





不思議な気分だった。




マンションって、つうか、不動産って、
家という箱モノを「買う」というより、
家という箱モノも付いてくるただの金融商品だなと。
つうか、ただの高額ローン。




で、そんな高いハードル付きの高額ローン、絶対無理だと思っていた男が
ある日、「おまえが絶対無理だと思っていたその「高いハードル」
全部取っ払ってやるから、高額ローン組みなね。ね、ほら、
今なら、新築マンションという名の箱もついてくる特典付きだよ!



みたいな。






そんな感じに思えた。




ずいぶん、都合がいいじゃねえかと。







Yahoo!知恵袋とか
教えてgooとか
どっかのマンション購入相談サイトみたいなとことか、

いろんなところに

「現在消費者金融で借金があるんですが、住宅ローンてやっぱ無理ですか?」

みたいな書き込みがある。


すると、どうだろう。


法律家さんや
不動産屋さんや
ブローカーさんや
さくらさんや
消費者金融屋さんや
街金の方々や
アフィリエイト屋さんや
いろんな人が、口をそろえて、


「無理だね」と答える。


なかには、「借金返してから出直せよ」とか
偉そうに説教たれる輩もいた。








でも、どうなの?





実際、こうやって買ったし。




買えたし。




あ、脱線しました。

当時の話に戻ろうw



はい、当時の自分。


7社300万円の消費者金融カードローン。

NOLOAN
シンキ
アコム
プロミス
レイク
東和
オリコ

たしかこんな感じw

ま、ココに至る以前には

学生時代からの付き合いで、丸井も借りてたなー (遠い目…)

セゾンとかはなぜか落ちたし

渋谷の金融入ってる雑居ビルはだいたい友達。

給料日はだいたいビルめぐり。

あと、窓口で審査通ったけど、いざ「いくら必要なんじゃい?」
とすごまれて「やっぱやめます!笑」ってダッシュで外階段を下った
名前忘れたけど薄暗い街金みたいなとこも行ったなーー(さらに遠い目)




あ、当時の話に戻ろうw


で、残債20万円になっていたオリコだけ自力で返す、たしかそんな条件。




幸い、ボーナスが出る時期だったので、
すでにガツンとオリコは返してやった。






だから、深呼吸して言ってやった。田所さん(仮名)に。


「じゃ、宜しくお願いいたします」




ココから始まる緊張の手続き実践編は
とくに圧力・脅し・不慮の事故などなく
明日もピンピン生きていればの話だけど

次回14話 実践編 にて。









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第14話 実践 [マンションGETで300万返済]



で、ピンピンしてるので、続けますね (よかったw)


いよいよ、本番。






何が本番て、普通に家を買ってローン組むなら
住宅公庫と銀行、または銀行一本、または公庫と何か、などに
借り入れの審査を申し込むための手続きとなるわけですが

僕の場合は違った。




その前に、大事な儀式があった。






そう、事前キャッシュバックの儀式。






①指定された日時に、とある場所へ行き、現金280万円入りのバッグを受け取る。
②その足で6社280万円の借金を1日で完済しにまわる。
③各社の返済完了を証明する明細書のコピーを田所さん(仮名)に提出。
④指定された日時に、田所さん(仮名)と銀行に行き、僕が親族名義で自分の口座に80万円を振り込む。
⑤通帳のコピーをとり提出。
⑥銀行じゃなくて住宅専門の金貸し屋に審査依頼


この流れだ。







まず、①の時点で怖い。


そんな大金持ったことないのでw


またいろんなパターンの妄想が走る。。たとえば

1)田所さん(仮名)側の追っ手が現金を奪いにくる
2)この日に僕が280万円もってウロウロするという情報が流され
   沢山のならず者に追われるはめになる
3)バックを開けてみたら白紙の束だったりする
  で、田所さん(仮名)に電話したら
  「悪い冗談はやめてくれはりまっか?」ってまさかの関西弁に変貌





様々なシチュエーションを想定したら、猛烈に心細くなり
当時、付き合っていた彼女を見張り役として連れていくことに。
さらに、万が一の際にも追っ手を振り払えるように、
250ccのバイクで行くことにした。クルマはすでに先方に面が割れてるのでw

現金の入ったバックはまるごと彼女が背中に背負ったリュックに入れるようにして。



もう、現金輸送車の気分だ。(実際、現金輸送車だがw)






何かの手違いでこの280万円を
各社のキャッシュディスペンサーに飲み込ませることに「しくじった」場合、
すべての「こと」が進まないどころか、借金が増えてしまうのだ。



これ以上、何かに追われるのは御免だ。







指定された現金受け取り場所から、距離的に最短のキャッシュディスペンサーを調べ
「バイクでまわる、夢の借金全額完済ルート!」を事前作成し
(旅のしおりのようなもの)


もう緊張とドキドキでその当日を待つわけだが。。。




次回第15話 切断、につづく。。 


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第15話 切断 [マンションGETで300万返済]

第15話 切断



緊張とドキドキで現金を預かる約束の当日。というか前日、そりゃもう寝れないというか、ちょっと怖くなりました、正直なところ。


彼女をうしろに乗っけてバイクで向かうはいいけど、現金背負った彼女ごと撃たれたらどうしよう!とか、ほんとに黒塗りのクルマに追われたら逃げれるか?僕のアメリカンバイクじゃ逃げれないっつうか、ガトリングマフラーがやかましくて、逃げても逃げてもバレバレじゃね?とか。


あとやっぱり最後まで不安だったのは
現金の受け渡しについて、でした。


そう、今まではだいたい近所で事が済んでいたというか、進んでいたのに、ココにきて先方=田所さん(仮名)の都合で、「他の物件の販売の応援に行かねばならなくなったので、その物件のモデルルーム周辺まで来てもらえませんか?」ってことになったのだ。

それがもう、見知らぬ土地でして。。。超不安。



ネットの地図で調べても何も無いような場所で、田所さん(仮名)いわく「あ、まだ建築中で、周辺も何もないんですよ、モデルルームも地図には載りませんからねー」と聞きようによっちゃあスットボケテいるよにも聞こえる返答しやがってからに。。

そんなとこに物件あんのかよ?って場所で、待ち合わせ。


「着いたらこの番号に電話してください」

って言われるがままにメモした番号はいつもの田所さん(仮名)さんの携帯じゃないし。。



彼女と相談して、万が一のために、いとこの熊みたいな黒帯所持者の○太郎に「明日ひまならバイクでちょっと走りに行かないか?」とメールするも返答なし。HONDAのJOKER90改で暴走族とやりあうような無謀なコイツが来てくれれば幾分心強いと思ったのだが失敗。



そんなこんなであまり眠れぬまま当日をむかえる。




受け取るであろう現金を入れるカバン。
つうか、バッグに入った現金をもらうのだけれど、
そのバッグを普通に持つのも、関係者がみれば「現金280万円入ってます!」ってバレバレだから、あえてそのバッグを入れるための大きめのリュックを彼女に背負わせた。
自分はちゃっかり防弾チョッキ替わりになるものを部屋中探すも特にこれと言ったものは見当たらず、普通にメットとグラサンで普段着。


もうあとはなるようになるだろう。



ガトリングマフラーから爆音を轟かせて待ち合わせの場所へ向かった。






もう、最寄りの駅名すら覚えていない、、そんなマイナーな場所。
だったはず。ほんとに地名も覚えていない。。

八王子のほうだったか、あきる野市だったか、府中だったか、
なんか東京の西のたぬきが出るほう、だったような気がする。。





ずいぶんな山中にバイクを踏み入れる
たしかに開発途中と呼ぶにふさわしい、建築ラッシュです!
といわんばかりの工事中の看板やパイロンだらけの丘の上の一画に辿り着く。。


結構、こういうのには慎重を期することが出来るタイプで
「白い円形の建物が見えたら電話ください」と言われていたので
スピードを押し殺して、徐行運転でそおっと周辺をまわり
白い円形の建物遠巻きに探した。

その場で電話しようものなら、きっと向こうからもコチラが見えているに違いないし
まわりに誰か(何か)隠れていないか?を念入りにチェックする必要があると思ったからだ。



そう、現金入りバッグを受け取り振り向き1歩歩き出したとたん、パン!
みたいなのは御免だから。


事前に周囲を見回り、狙撃手みたいのが構えてたら、即撤退!と考えていたわけで。



幸い、怪しい狙撃犯が潜んでいるようなのも見当たらず、
白い建物周辺の見回りを慎重に済ませた僕は、いよいよ覚悟を決めた。



「も、もしもし、あ、田所さん(仮名)ですか?あ、○○です、えと、、今、着きました…」


緊張は、ピークを迎えていた。。。




第16話 切断2へ続く



 






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第16話 切断2 [マンションGETで300万返済]

すいません、超がつくほど、ご無沙汰してます。
多少の圧力・脅し・不慮の事故などありましたがw
どうにか生きてるので、更新します!









ヒットマンにヒットされないうちにガンガン更新します!






というわけで、話の続きです。




前述した、事前キャッシュバックの儀式。



①指定された日時に、とある場所へ行き、現金280万円入りのバッグを受け取る。
②その足で6社280万円の借金を1日で完済しにまわる。
③各社の返済完了を証明する明細書のコピーを田所さん(仮名)に提出。
④指定された日時に、田所さん(仮名)と銀行に行き、僕が親族名義で自分の口座に80万円を振り込む。
⑤通帳のコピーをとり提出。
⑥銀行じゃなくて住宅専門の金貸し屋に審査依頼


この①の続き。




「も、もしもし、あ、田所さん(仮名)ですか?あ、○○です、えと、、今、着きました…」



田所さん(仮名)「あ、着きました?建物に入ってきていいですよ。中に居ますんで」




そりゃもう、緊張。できれば田所さん(仮名)に出て来て欲しかったのだが
「入ってこい」とのこと。

そんなの、どんな映画やドラマでも、麻薬と現金の取引現場は、スムーズにいったためしがないじゃないか。(ま、映画とドラマですからね)ま、麻薬もってないし、受け取りのみなのですが。

サーカスでもやりそうな三角錐の形をした仮設事務所みたいな白い建物に近づき、バイクを停めた。



中に入った途端、羽交い絞めにされて、ミゾオチをドスっとやられて、目が覚めたら宙づりでドラム缶の水責めとか、素っ裸にされて仮面をつけた女王様達に辱められるとか、一緒に連れてきてしまった彼女がコワモテの連中に捕獲され乱暴されて、「これ以上彼女を傷つけたくなかったらおめえの臓器売りな。280万円ただでもらえるわけねーだろバーカ!」みたいなことにならないかなどと妄想ばかり爆発しそうになる。


幸い、事前の緻密な偵察で周囲に潜む輩などは居ないとみたので、彼女には「ここで待ってろ。銃声が聞こえたらこのバイクで逃げろ。いや、逃げるな。俺も乗せてけ」などと往生際悪く、念のためキーをつけたままにした。




そして覚悟を決めて、いざ入室。


重い扉を開けた。いや、軽かったかも。



ガシャン!ガシャン!ガシャン!
サーチライトが立て続けに光り、なんてことはなく、ふつうにモデルルームの案内事務所だった。


田所さん(仮名)が居て、

「お待ちしてました。じゃ、コチラです。念のため数えましょうか。」

そう言って、話しも手短かに、黒い手提げバッグを渡され、中身をテーブルの上に広げられた。





たしかに、280万円。初めてみた札束。
思ったより少ない感じw





「くれぐれも、返済にだけ充てて下さいね。使い込んだりしたらお互い困りますからね」



笑顔で言われた。




「あ、はい。さっそく今日返済してきます」





そこからが怖かった。




そそくさと建物を出て、さっさとバイクがある場所へ戻ったのだが、まさかの彼女が見当たらないのだった。




バイクのキーも外されて。



~づづく~























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